禁酒ではなく、減酒のお話。
さらに、減酒してみたら、酒にあまり執着が無くなり、誰かが目の前で飲んでいても平気という状態になってしまった過程をまとめてみました。
なんでも完全に止めようとすると精神的なストレスも大きいですし、止める必要は有りませんでしたので、気楽といえば気楽でしたが。
キッカケ
いつの頃からか、毎日、お酒を飲むのが普通になっていました。
晩酌とか家飲みとかいうやつです。年中無休が当たり前。
だんだん酒量が増えていき、気付けば1日の酒量が、缶ビール1缶にウイスキー350ml~500mlくらい。
二日酔いになる日も多く、ヒドい日は、翌日の夕方までアルコールが残っていたりします。
あと、二日酔いで目覚めた朝は、何故だか不安感に襲われます。
さすがに、これは良くないと思っていたのですが、夕方になると飲まなくてはいけないような気になるので、習慣というものは不思議です。
過去には、僕が酒を飲んでいる姿を評して、「自分を痛めつけているようだ」と言った人が居ました。
9月14日の朝も二日酔いで目覚めました。
頼まれて企画した食事会が有り、人数が少なかったため僕の友人たちも巻き込んで段取りをしていましたが、頼んできた人たち全員が、「仕事が入った」と言ってキャンセルしてくるという、有り得ない出来事が前日に有りました。
さすがに、イラッとして飲み過ぎました。
二日酔いで一番良くないのは、翌日の仕事中までアルコールが残ってしまう場合。
仕事のクォリティも効率も下がりますし、打ち合わせが入った場合、相手に酒が匂うのではないかと心配になります。
夕方までアルコールが残ることも有り、こういう日は一日を棒に振ったような感じになります。
休肝日を作らないとイケないなぁ、と毎日思っていました。
減酒・休肝日を作るポイント
減酒ということは休肝日を作るということですが、休肝日を作る最大の難関は、「今日は飲まない」と決断するコトです。
9月14日は、この決断ができたため、飲まずに過ごしました。
翌15日の朝は、スッキリと目覚め、飲まない朝の爽快感を味わいました。
体も楽なので、その日も飲まずに過ごし、これが4日間続きました。
こうなると、飲まない方に習慣が変わってきます。
これ以降、酒を飲む日は週3日程度、あとは飲まないのが普通になりました。
飲み方も変わりました。今までは、4リットル入りの安いウイスキーを炭酸水で割って、がぶ飲みしていました。
飲む日が減って消費量が減ったのに対し、酒に使う予算を同じにしておけば、良いお酒を買えることになります。
安い酒を飲んでいる時は美味しいと思うことは、あまり有りませんでしたが、「美味しい!」と思いながら飲むことができるようになりました。
そして、飲み過ぎないためにもっとも重要だったポイント。
安いウイスキーを割るために炭酸水を一晩で約2リットル使っていました。
気付いたのは、「がぶ飲みするのは水分が欲しいからではないか?」ということ。そこで、ウイスキーはロックで飲み、炭酸水も横に置くようにしました。
すると、一晩で飲む炭酸水の量は約2リットルと変化があまり無いのに、ウイスキーの量は減りました。
そして、飲まない日にも、炭酸水は2リットルくらい飲みます。
つまり、水分が欲しくてイッパイ飲んでいる中にアルコールが入っている状態だったということです。
効果
酒量は大幅に減り、翌朝アルコールが残っているということも、ほとんど無くなりました。
体重は、1ヶ月で3kg程度減少しましたので、ダイエット効果は十分です(笑)
そして、あっという間に酒に弱くなったと思います。
数日前の飲み会で、以前だったら何ともない程度の量(生ビール中×3、ハイボール×3くらい?)を飲んだのですが、途中から記憶が怪しく、翌日も強烈な二日酔いでした。
減酒したら、自分のペースを見直す必要が有りますね。
今は、飲まないコトをとても楽しめている状態ですし、快適なので、この状態が続きそうだと感じています。
今までは、酔うための毎日の日課のように酒を飲んでいました。
習慣を変えてみると、酒を飲むということを特別なコトとして、それを楽しみにすれば良いんだと悟りました。
少し大人になったのかもしれません(笑)
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