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【体験記】20年前に参加したかった!数字と戦略に強くなり経営センスが爆上がりするMG研修

20年前の創業当時、MG(Management Game)研修というものがあるということを何かで知りました。どこかで参加できないか調べたこともありますが、その時は適当なところを見つけることができず、どんなものかもよく分かっていなかったので、それ以上調べることもなく、時が流れました。
最近、愛知中小企業家同友会でご縁があった、株式会社A.モンラインの平澤社長の会社で、MG研修が開催されていることを知り、参加可能ということで、早速申し込みしました。

MG研修は、1976年にソニーが開発した経営者育成のための研修プログラムです。参加者が「社長」として架空の企業を経営し、仕入れ・生産・販売から会計・決算までのプロセスをゲームという形で模擬体験します。この中で、計数感覚や意思決定力を養い、経営者視点を身につけることが目的です。

PRESIDENT 2014年8月4日号 孫正義社長とソフトバンク社員が“ゲーム”に熱中する理由

株式会社西研究所(開発者西順一郎氏の会社)

2024年11月16日~17日に参加しました。
今回の参加者は36名。A.モンラインさんの経営者と社員が10名。その他には、愛知県内はもちろん、横浜市、木曽郡木曽町、津市、金沢市と他県から参加されている方も多く、平澤社長のお友達の経営者やその社員のようで、この他県の会社さんと持ち回りで毎月開催されているようです。

2日間のスケジュールは以下の通りです。
■1日目
09:00 集合
09:30 開始
10:15 第1期
12:00 昼食
12:45 ルール説明
13:15 第2期
15:00 第3期
18:00 休憩
19:30 3.5期(交流会)
1日目終了

■2日目
09:00 経営計画&講義
10:30 第4期
12:00 昼食
13:00 第5期
16:00 締めの講義
17:00 感想文
17:30 解散

1日目は、ルールを把握するのと、ゲームのスピード、決算書の作成スピードについていくので必死で、気付けば夜になっていて、交流会開始の時間になっていました。
2日目もやはりスピードについていくので精一杯でした。2日間、第5期を終えての結果は、製造~販売が不足して固定費をまかなうことができず、借金を重ねないと継続できない悲惨な状態になっていました。
インストラクターの講義が時々入るのですが、この内容がものすごく良くて、メモを取る手が止まらなかったです。録音して何度も聞き返したいと思ったくらいです。内容は、MQ会計のことはもちろん、組織作りや人材育成についてまで、MG研修を中心に色々なお話が聞けました。

帰ってきてから、MG研修に関する本を調べてみると「利益が見える戦略MQ会計」という本があり、さっそく購入しました。最近も相変わらず猛烈に忙しいのですが、読み始めてみるとさらに先を読みたくなり、1週間で読み終えてしまいました。

MG研修の翌週末には、A.モンラインさんの経営指針(経営計画)発表会がありました。テーブルに置かれていた経営指針書を拝見すると、会社全体の利益計画表や幹部の活動方針の目標部分にMQ会計の考え方が取り入れられていて、研修で学んでいることを実践していることがよく分かりました。経営指針発表会が終わり、もっとじっくり経営指針書を見たかったと残念に思っていると、経営指針書を持ち帰って良いと言っていただけました。自分だったら自社の経営指針書を他人に差し上げることができるだろうかと少々驚きつつも、感謝の気持ちで帰途につきました。MQ会計をどのように社内で使っているかの具体例として参考にすることができます。

ゲームの結果の検証もまだできていないし、本で読んだ内容を自社に落とし込めていないし、いただいた経営指針書の良いところも取り込めていませんが、まずはMQ会計を自社の経営指針書に取り込んでいきます。

20年前に参加できていたら、きっと今はまったく別の会社になっていただろうという後悔もありますが、今さら嘆いても仕方がないので、これからの10年を大きく変えられるよう、しっかり学びたいと思います。次回、MG研修が愛知で開催されるのは1月らしいので、また参加します。

まだ参加したことのない経営者の方は、参加されることを強くお勧めします。情報が必要な方はお問い合わせください。

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